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Solo Exhibition “Futurish” at Roonee 247 fine arts, Tokyo




7月6日 (火) から 25日 (日) まで、小伝馬町のギャラリー Roonee 247 fine arts にて個展 "Futurish" を開催致します。 It's my pleasure to announce my solo exhibition "Futurish" at Roonee 247 Fine Arts in Tokyo, Japan, from July 6th to 25th. It will be an unforgettable show for me because of my birthday and the opening of the Olympic games is there during the show.

I'm now working hard on it, and I'm becoming to feel questioned what is the right and false for my works, but I'm sure it would be an exciting one! I use many materials for my works so you can't find the real feeling of it without watching with your eyes.

If you're close despite this crazy situation, please stepping by the venue, I'll be there and I'm looking forward to talking with you there! Thanks! ------------------


この数年、我々が見てきた「未来像」は様々な出来事に一喜一憂しながら、不安と共にブレにブレまくったと言える。


いや、実を言えば、これは正確ではない。以前から「未来像」は、その時々の現在を反映しながら常にブレてきた。

いや、もっと言えば「未来像」は現在を反映しているという概念すら怪しい。現在を見極めるのは簡単ではない上に、多くの人にとって「現実を反映した未来像」を直視するのはハード過ぎる側面があったからである。


では、今まで我々が見てきた「未来像」とは何を反映していたのか? 現実を反映しているつもりの「未来像」ではあったが、特定の事象を強調してディストピア小説のように歪んでいたり、或いは過剰なほど楽観的になっていたりと、実際の未来とは大きくかけ離れていた。思うに、これらの非現実的な「未来像」の根底にあるのは、我々が常に抱いている「未来に対する不安」ではないだろうか。


多種多様な「未来像」の違いは、その不安が悲観的、或いは、楽観的な形で顕在化するかの違いでしかないように思える。我々が見てきた「未来像」は現実を反映した像ではなく、我々が未来に対して感じている不安を反映した「未来 “っぽい” 何か」だったのだろう。ミステリアスだがリアリティーがあり、ある時は混沌とした世界観で我々を絶望させ、またある時は楽園のような世界を提示してくれていた「未来 “っぽい” 何か」。良くも悪くも、我々は自らが抱く不安から生じる「未来 ”っぽい” 何か」に魅了され、将来への警鐘や希望として捉え、時にはライフ・スタイルとして追い掛けて来たのである。


言い換えれば、現実を反映していないとしても、我々の「未来 ”っぽい” 何か」は不安と共にブレているが故に、常に無限の可能性に満ちている。


“Choose your future” – Trainspotting (1996)


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Exhibition Title

"Futurish"


Place

Address  

- 〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町17-9 さとうビルB館4F

- Kodenma-Cho 17-9 Sato Bldg 4F, Chuo-ku, Tokyo 103-0001, JAPAN

Tell

- 03-6661-2276

- +81-3-6661-2276

Date - 2021.7.6 - 7.25

Time

- Tuesday - Saturday

12:00 - 19:00

- 2021.7.25 Sunday

12:00 - 16:00

- Monday Closed




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